「おはようございます」という挨拶

日本語を勉強する時、日常挨拶は三つあると教えられました。
朝なら「おはようございます」、昼間なら「こんにちは」、夜なら「こんばんは」と言います。

しかし、アルバイト先で「おはようございます」のもう1つの使い方を教えていただきました。
アルバイト先では、午前10時出勤でも、午後6時出勤でも、仕事の始まりとして、みんなに「おはようございます」と言います。

最初は不思議だと思いましたが、よく考えたら、恐らく自分にとって、「今から仕事をしますよ」という合図でしょう。
本来ならば、朝から仕事をするのが普通ですので、「おはようございます」と言いますが、だんだん時間帯に拘らず、仕事をする前に、「おはようございます」と言うようになったと思います。

世の中には、釈然としないまま、言われるがままに、やらされていることが非常に多いと思いませんか。
理由を聞いてはいけないような雰囲気を醸しだし、それでいて、皆、不満そうにやっている異常な空気感を体験したことは、特に会社員なら誰もがあるでしょう。

これが日本独特の「ムラ社会」の名残ではないでしょうか。
疑問を持つことすら許されないのは、当時としては、統制に支障が出るから手控えたのではないかと思います。
横並び意識も、大昔から植え付けられた習慣でしょうね。

没個性は、今の就活にもはっきりと現れているじゃないですか。
誰もが不思議に思わずに横並び、一部の人間は不満を持ちながらも、そのレールから外れることを恐れる。

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